なぜ日本人は12月になると涙もろくなるのか?科学とお寺が教えてくれる“年末の心の正体”【観音寺コラム⑥】
天冠山 観音寺

観音寺の夕暮れ
こんにちは、観音寺です。🙏
12月になると、こんなことはありませんか?🎄
・テレビやCMで急に涙が出る
・昔の写真や思い出に弱くなる
・今年あった出来事を振り返ってしまう
・理由はないのに、なんとなく感情が揺れる
実はこれ、気のせいではありません。
日本人が12月に涙もろくなるのには、ちゃんとした理由があります。
■ 科学的に見る「12月=感情が動きやすい月」🧠
心理学の分野では、12月は
「感情回顧期(かんじょうかいこき)」 に入りやすいと言われています。
理由は大きく3つあります。
① 日照時間が短くなる
冬は日照時間が減り、脳内の「セロトニン(心を安定させる物質)」が減少します。
その結果、感情が揺れやすく、涙腺がゆるみやすくなる。
これは世界共通ですが、特に日本人は影響を受けやすいと言われています。
② 「区切り文化」を持つ民族だから🎍
日本には
・年末
・大晦日
・年越し
・新年
といった 強い区切りの文化があります。
脳は「終わり」が近づくと、自然と記憶を整理し始めます。
つまり12月は、意識しなくても
「今年の自分」「これまでの自分」を振り返ってしまう月。
感情が動くのは、むしろ自然な反応なんです。
③ 日本人は、感情を溜める民族🫧
日本人は、普段あまり感情を言葉にしないといわれています。
・我慢
・空気を読む
・言わなくても分かる
そうして溜めてきた感情が、1年の終わりに、少しずつあふれ出す。
それが12月に涙もろくなる正体です。
■ お寺から見ると「とても自然な心の動き」🕯
お寺の立場から見ると、12月に心が揺れるのは、とても健全なことだと感じています。
それた、人は立ち止まる時間がないと、心を置き去りにしてしまうからです。
12月は、無理やりでも立ち止まらされる月。
だからこそ
・思い出す
・涙が出る
・考えてしまう
それは心がちゃんと働いている証拠です。
■ 涙は「弱さ」ではなく「整理」💧
泣くことは、弱くなったわけではないんです。
涙は、心が整理を始めたサイン。
・頑張ったこと
・うまくいかなかったこと
・言えなかった気持ち
それらを、そっと外に出しているだけなのです。
■ お寺が12月に静かになる理由🍂
実は12月、お寺には特有の静けさがあります。
年末は騒がしくもあるのに、どこか「内側」に向かう時間。
観音寺にも、理由をはっきり言葉にできないまま
「ちょっと話を聞いてほしくて」と来られる方が増えます。
■ 最後に😌
12月に涙もろくなるのは、心が弱っているからではありません。
一年をちゃんと生きた証です。
もし今、理由もなく感情が動くなら。
それは、新しい年へ向かうための自然な準備なのかもしれません。
観音寺は、そんな心の揺れも受け止める場所でもあります🙏
いつでもご相談に来てください🙇♂️
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